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こんにちは! HSPで特性と向き合いながら子育てしている ほっぺです。
うちの子ちゃんは1歳過4ヶ月まで離乳食をまったく食べませんでした。
1歳4ヶ月のときに市販の卵ボーロを食べたのが、母乳以外で口にした初めての食べ物だったんです。
一人で悩みまくった私は精神的にどん底でした。
今思えば
あんなに自分を追い込む必要なかったな…。
「我が子が全然たべてくれない;;」
と悩んでいるお母さんお父さん。
私のようにどん底まで落ち込んでしまわないようにこの記事を書きました。
HSPさんならではのポイントも入れながらまとめています。
うちも同じだったので安心してくださいね。
ちなみに
現在のうちの子ちゃんがどうかと言えば、
身長も体重も平均的、給食は残さず食べておかわりまでするような食べるの大好きっ子になっています。(※こだわりはまだ結構あります)
今のうちの子ちゃんしか知らない人に離乳食を食べなかったことを伝えると、確実に驚かれるほどの変貌ぶりです。
だから大丈夫!
きっと個人差があるだけで
必ず食べるようになるよ
※ ただそうとはいえ、
原因が別にあったり万が一お子さんの体重が成長曲線から外れたら大変です。
先に必ずおさえておくべきことをお伝えしますね!
↓コチラです。
① 定期的に体重を記録する(毎月くらい)
② 離乳食を食べない旨をかかりつけ医に伝えておく
もし離乳食が進まない場合は以上二点を必ずしておくと安心ですよ。
うちの子ちゃん離乳食の歩み
実際の私と子供の奮闘記を、母子手帳の記録や記憶をたどりながら紹介していきます。
生後6ヶ月
うちの子ちゃんは出産した医院で入院中のときのみ粉ミルクを飲んでいました(混合)。
帰宅後は母乳に慣れさせるため(周りからの母乳の方がいいという圧もあって)母乳のみにしていたところ、他のものは一切受け付けなくなってしまいました。
これってけっこう問題で
私が高熱で動けなかったとき誰も飲ませられなくて本当に悲惨だったよ。
もし次があるなら混合にしたい…
さて、
生後6ヶ月にそろそろ離乳食を始めようかな〜と思っていた頃に、うちの子ちゃんが原因不明の下痢になりまして。。
小児科で「二次性乳糖不耐症」だと診断されました。
ずっと母乳だったのに、そんなことってあるんですね。
私は病院で渡された粉薬を見て、
「哺乳瓶でも嫌がるうちの子ちゃんに粉薬を飲ませるのは至難の業だぞ…」
「離乳食やる前に薬なんて飲ませたらそれこそ離乳食嫌いになっちゃうんじゃ…」
とちょっと不安がよぎる。
ちなみに
↓ 『離乳食前の赤ちゃんへの粉薬の飲ませ方』 はこんな感じ。
- 粉薬にほんの少し水をたらしてペースト状に練る
- しっかり洗った指でこれをすくいとる
- 赤ちゃんのほっぺの内側にサッと塗りつける
- すぐにいつもの授乳をする
繊細ちゃんで母乳大好きなうちの子ちゃんもこれでなんとかいけました…!
だいたい一週間くらいで治りましたよ。
生後8ヶ月 〜離乳食開始〜
生後7ヶ月の頃はうちの子ちゃんの体調が万全になるのを待っていました。
生後8ヶ月でひとり座りが安定したので、このタイミングで離乳食をスタートすることに。
まずはスプーンに興味を持たせて慣れさせるところから。
うちの子ちゃんは警戒しながらもスプーンを持ってくれることはしてました。
自分で口に持っていったりもしたので、「これはすんなり食べてくれそう!」と期待したのを今でもはっきり覚えています。
でも実際はそんな甘くなかったのは言うまでもなく。
初めてスプーンを口に持っていったとき、うちの子ちゃんの顔が少し歪んだんですよね。その後から口に持っていかなくなりました。
「なんでだろう?」と考えたときに、そのスプーンがシリコン製だったんですが、化学的な独特の臭いがあることに気付きました。
実は、数日前から部屋の中がずっと何かで臭かったんです。この異臭がこのスプーンだと気付いたのがこのときでした。
うちの子ちゃんがこのスプーンの臭いが原因で口を開かなくなったかどうかはわかりませんが、同じ気質のうちの子ちゃんなので、可能性は高いかな、と勝手に思っています。
とにかく母乳しか口にしない
看護師さんや保育士さん、小児科医の先生、友人ママ、先輩ママ、両親、本やネットからのアドバイスはほぼすべて試しました。
(あ、卵ボーロを家で一から手作りして食べさせる、というアドバイスは取り組めませんでした^^;)
生活パターンを変える、食べる環境や道具、種類を変える、私(食べさせる人)の対応を変える・・・
などなど。
でもどうにも口を開けてくれず母乳でしか栄養を取っていなかったです。
しかもお腹が空くと激しく不機嫌になってしまって手がつけられない。
椅子に座ることも嫌で常に抱っこ!という日も多く…。
結局 2人で格闘したのち授乳するしかない、という状況でした。
(サラッと説明してますがもうグチャグチャ)
こうやって見ると、最終手段、
授乳をやめれば食べるかもしれない。
空腹が極限までいけば、あるものを食べるしかないですもんね。
なので、周りから何度も何度も断乳を勧められました。
なぜ断乳をしなかった(できなかった)のかは後で説明しますね。
1歳4ヶ月 〜体重減少を指摘される〜
風邪でかかりつけ医にかかった1歳4ヶ月のときに、
体重が少なすぎるから
採血して調べましょう
と言われました。
そのときの発育データは、
体重7690g、身長70.8cm。
結局、採血しても原因は分からなかったのですが、
このままでは母子手帳の発育曲線の平均(色のついた部分)から外れそうだったので、少し大きな病院の小児科を紹介されました。
病院やお医者様は「選ぶ」
ここで超余談ですが、
病院は患者側の私たちができる限り選択することが重要だと感じています。
これは子育て中、いくつか病院に通う機会があって痛感したことでした。
小児科はこれからの健康や命に関わる場所なので、自分や子供に合った信頼できる先生を親の私たちが堂々と選んでいいんです。
(もちろんこちらが横柄な態度だったり無理な要求をして良いと言うわけではないです^^)
お医者様も人間なので、人付き合いと同じで相性だってありますよね。
なんだか私偉そうに言ってしまってますね…(^^;)
でも
ぜひ考え方を変えて自分や家族を軸にして決めてほしいです。
HSPさんほど、自分が主体になることを遠慮しちゃいませんか?
例えば、こんな風に思うことがあれば昔の私とそっくりです。
「みんなここに通院してるから」
「みんなが良い先生って言ってるから」
「相手は医者だから自分より偉い」
「聞きたいことがあるけど怒られるかも」
「忙しそうだから質問するのは申し訳ない」
どうでしょうか?
我が子を守れるのはあなただけなんです。
HSPさんほど自分が心地よく安心できる小児科を探した方が絶対に良いと思います。
小児科を選ぶことはまったく悪いことじゃないですよ。
今は個人の時代と言われる令和なので、みんな一緒じゃなくて大丈夫。
選択できる状況であれば必ず選ぶのをおすすめします^^
1歳4ヶ月 〜初めての固形物〜
なんとついに卵ボーロを口に入れました。
ちょうど紹介された小児科へ初めて受診する直前のことでした。
うちの子ちゃんと二人で出先で食事をしていたとき、
いつも私が食べるのをぐずったり他ごとをして見ているだけだったのに、
(今日も何も食べないだろうなぁ・・・)
と思いながら口へボーロを運んだら、突然パクッと口を開けて閉じてくれたんです。
そのままモグモグ吐き出さずに飲み込んで、なんと、もっとアピール!
自分でつまんで食べていました。
涙が出るほどうれしかった〜。
でも他に人がいたので我慢しつつ喜びを噛みしめました。
うちの子ちゃんの表情から察するに、
「なにこれ、おいしいじゃん!」
という感じ。
初めての固形物だったのに、二袋も一気に食べました。
(ちなみにこれは授乳後でした)
1歳5ヶ月 〜総合病院への通院〜
紹介先の小児科では、再度精密検査(採血や検尿など)をして体に異常はないと判断され、本格的に離乳食相談が始まっていました。
それでもこの時期、ボーロ以外のものは依然として食べてくれていなかったんです。
なんとか他からも栄養をとってもらうべく、医師や食べ方専門の看護師さんが指導してくれていました。
内容的には、
- 月に一、二回くらいのペースで受診
- 体重と身長を測る(繊細ちゃんでいつも泣いてた)
- 食べさせたものの写真、食事の時の子供の動画などを見せる
- 以上から改善点はないかを確認してもらう
- アドバイスをもらう
月齢的には離乳食完了期のパクパク期なんですが、
口の筋肉や舌の動きの発達なども重要だということで、中期のモグモグ期の食べ物から食べさせるように言われていました。(絹ごし豆腐のかたさくらいの食べ物)
具体的なおすすめの食材やその形やかたさなども教えてくれました。
すごく勉強になったよ
お世話になった女医さん
これらの指導にも感謝ですが、それ以上に女性医師の言葉に私がどれだけ救われたか。。
(おそらく20代後半〜30代前半のハキハキサバサバした方でした)
この女医さんは授乳をやめられない私に、今までアドバイスをくれた人が誰も言わなかったことを言ってくれたんです。
ぜひ離乳で悩んでいる方は読んでいってほしいです。
「母乳がいいなら飲ませておけばいいんですよ。WHO(世界保健機関)でも2歳以上になるまで完全母乳を推奨してるし。日本が一歳過ぎたら断乳だって風潮が強いだけです。」
「確かに長い間授乳してる人をあまり聞かないけど、みんな言わないだけ。実際そういう人を何人も知ってるし、あなただけじゃないので安心してください。」
「子供だってそれぞれ食べようって思うタイミング違うんです。小学生や中学生になっても母乳だけの子はいないでしょ?焦らなくても、病気だったり体の構造に問題がないのなら必ず食べるようになりますよ。」
「そうは言っても離乳食相談なので、食べてもらえるようフォローしていきますね。」
この視点の方は周りにいますか?
私はこの女医さんただひとりだったので本当に救われました。
通院終盤に、
より大きな病院にうつられて
お別れになってしまったけど、
この出会いはすごく大きかったよ。
断乳も個人差がある
一方、食べ方専門の看護士さんはというと、
とっても優しい若い方だったんですが、やはり断乳がキーだとちょいちょい突かれてました。
でも、
- 私が断乳を何度も試みていること
- 夫は仕事が不定期で忙しく協力してもらえないこと
- 子供の性格上どうしても成功できていないこと
これらを詳しく説明すると、
断乳のゴリ押しはせず、マイペースに頑張りましょうと言ってくれました。
断乳も離乳食と同じで本当に個人差があるんですよね。
経験したママさんからもよく聞くんですが、
断乳は家族の協力がなければ失敗して子供が辛い思いをするだけになってしまいがち…。
成功するにはお母さんの姿を見せないことがポイントになるので一人じゃ厳しいんですよね。
だから無理しなくてOK!
家庭や体の事情など、どうしてもの理由がない限りは「離乳食はいらない&母乳がいい」という子供の気持ちを尊重させてあげるのが良いです。自分にとっても子供にとっても^^
女医さんと同じく私もそんな風に思ってます。
当時はそんな風に思えなくて悩みまくりましたが、こうやって思えてたらもっと気楽にうちの子ちゃんと過ごせられたなぁと悔しい気持ちです。
離乳、断乳、卒乳の違い
よく混同される授乳をやめる言葉、どう違うの?って思いませんか?
「離乳」「断乳」「卒乳」について、
微妙〜にそれぞれ違った意味があるので簡単にまとめておきます^^
つまり「離乳」は、「断乳」と「卒乳」両方の意味も含んでいると言えると思います。
(ちなみにここだけの話、うちは2歳7ヶ月で自然に卒乳しました。)小声
1歳6ヶ月
ヨーグルトを食べるようになりました!
その5日後には豆腐を食べ、ベビーフードも食べてくれました!食べ物に対する不安が減ってきたようです。かなり大きな成長♪
ただ、まだパクパク食べるという感じではありません。
硬さのあるものだったり、口の中で広がったりするものだと飲み込みにくそう。
(例えばオイルフリーのツナ缶は手軽に使えるのでちょこちょこ登場させていたんですが、口の中で広がって食べにくいんだそうです)
うちの子ちゃんはつい最近まで吸って飲む動きしかしてなかったわけだから当たり前といえば当たり前ですね。
食材は少しずつ慣らして口周りの筋肉が食べる動きについていけるのを根気よく待ちながら進めました。
1歳7か月
ベビーフードを食べてくれるようになったおかげで安心はしていましたが、
なぜかトマトベースの赤っぽいベビーフードしか食べない問題が浮上していた頃。
それなのに私が作ったトマト系やケチャップ系のものは食べてくれず。
体重はこの頃と1歳8ヶ月に発育曲線の平均から外れたけど、ここから食べ始めてくれたおかげもあってか1歳9ヶ月でまた平均値に戻ったよ。
↓ちなみにうちの子ちゃんはこればっかり食べてましたw
懐かしい w
他にはよく出先で瓶タイプのものを食べていました。
そのまったく同じものが見つからなかったんですが、似たものを見つけたので置いておきます♪
↓コチラです。
1歳9ヶ月
ついに食べてくれる食材の種類が増えました!
私が作ったものも食べてくれるようになったので、かなりの成長です。この頃には大人の食事から取り分けて出すこともできるようになっていました。
相変わらずこだわりはあるようで、なんでもすんなりではないので食べない時もあったけれど、「これなら食べる!」という食べ物ができていたので、今までとは気持ちの持ち方も違いました^^
赤いベビーフード以外は基本的に白いものをよく食べていた印象です。うどんや食パン、ヨーグルトなど。
この後も少しずつですが確実に母乳以外も食べられるようになっていったので、体重は右肩上がりにぐんぐん増えていきました。
そして食べられるようになってこの時期うちの子ちゃんに変化がありました!
体力や自信がついたのか、動きが活発になったんです。
公園でいつも怖がっていた遊具を挑戦してみたりとか。肌の色も以前は少し白っぽかったけれど、若干濃くなったり。
そんな変化が目に見えてありました^^
なぜ食べなかったのか?
これは私の予想にはなるんですが、離乳食が進まなかった理由を4つ考えました。
- 最初のスプーンが臭くて口にいれられようとするものが全て怖くなった説
- 得体のしれないものを口に入れることが他の子より不安感が大きかった説
- 感覚過敏でかなりのグルメであり、匂いや見た目、味へのこだわりが強かった説
- 母親と少しでも多く触れ合っていたかった説
このどれか一つかもしれないし、これら全部が理由だったかもしれません。
大きくなってからうちの子ちゃんに聞いても、「嫌だったから」としか言わないので本当のところは分かりません。
以上、
うちの場合はこんな感じだったよ
さいごに
いかがでしたか?
離乳食は個人差がかなりあるので、周りの目は気にしなくて大丈夫です。
とくに HSPさんは真面目な方が多いかと思うので、もし離乳食が思うように進んでいないのであれば SNSは見ない方が身のためです。
我が子のペースを見極めたら、親はドーンと構えていればよかったんだな…
と今となっては思います^^
最後まで読んでくださりありがとうございました!