こんにちは!凸凹と向き合いながら自分磨きに夢中になっているHSP母 ほっぺです。
その自分磨きの中の一つが歯列矯正(歯科矯正)。キレイになるまでを記録します。
他の矯正ブログとちがうのは、心配性の私が繊細さん目線でネチネチ(?)細かく書いているところです。ちなみに元歯科助手でもあります。
実は私は目先の予定や状況がわからないと不安になる人で、なんでも事前に調べまくってから挑むのが通例です。
でも自分が感じている不安は大人ならぶっつけ本番でできることだったりするので、そんな小さいこと人に聞けない…。頼りのネット検索しても出てこない…w
そんな私と同じような人に少しでも安心してもらいたくてブログにまとめました。
「30代からの歯列矯正」第一回目、始まります。
矯正を始めた理由
あなたは自分の口元に自信がありますか?
私はまったく歯に自信がありません。昔からいわゆる出っ歯で口ゴボです。見た目はもちろん地味に困っていることがいくつかあります。
- 笑うと上唇が上の前歯にくっついて戻らなくなる。
- 歯が出過ぎて口を閉じられず常にポカン口でだらしない。
- すぐ喉風邪になる。
- 食事をすると自分の口内を噛んでしまい口の中が傷だらけ。
- かぶりつきにくかったり噛みにくい。
- 気づけば食いしばり。
小学生の頃からずっとコンプレックスで治したかったんですが、両親からは「そのままが可愛い」とか「そこまでして治すほどのひどさじゃない」とか言われて学生の頃は我慢するしかなく。(大人になってから矯正する人ってだいたいこんな風に親から説得されてません?)
自分で働くようになっても矯正できるほど稼いではなかったし、そもそもの問題として時間と気力がなかったんですよね。
仕事後は疲れてボロボロだから「家にすぐ帰りたい」「休みはずっと寝てたい」という感じで。(繊細さん)
でも今はほぼ専業主婦でストレスは減り、特性の対策もできるようになり、最近は子育てにも慣れてきて時間と気力に余裕が出てきました。このタイミングでコツコツ貯めていた貯金からGOサインが出て決行したというわけです。
30年近くずっと治したいと思っていた歯並び…!ついに矯正を始めることができてテンション上がってます。
大変なこともあるけどね!
さて、
ここから先は矯正1回目と2回目の施術について時系列でまとめてます。
「矯正には頭痛がつきもの」といいますが、私は1回目の施術で頭痛を経験しました。
主に「頭痛くて大変だったよ〜(T_T)」という内容に仕上がってます←
1回目の施術
「1回目は何するんだろう?」とドキドキしながら矯正歯科を受診。すでに精密検査は済んでいて口の中のデータはある状態です。
初回は器具をつけるための前準備でした。
具体的には、小さな輪ゴムのようなものを6番の歯の両側に挟まれました。※セパレートゴム
(後日6番の歯にバンドと呼ばれる器具をつけるので、その空間を確保するため)
上下左右、全部で8個のゴムをつけたことになります。
↓以下、その後の経過です。
施術後 1日目、2日目
歯の痛みはなく、違和感で気になるくらい。ただずっと何かが歯に挟まっている感覚で、気付くと舌で触ってました。お昼は「少し噛みにくいな」という感じ。
夜の食事では、固茹でのブロッコリーを噛むのが大変で困りました。でも「痛い!」という感じではなくて、鈍く重苦しい感じ。ゆっくりじっくり噛めば噛めるくらい。勢いよく噛んだら歯がポロッと取れそうな不安感からくる痛さがあるというか。歯がグラグラしているような、歯が「ミシッ!」っと軋むような感覚もあったり。
こんな感じなので、翌朝サンドイッチにしたら食べるのが一苦労でした。かじろうとすると、前日の固茹でブロッコリーと同じ状況に。代わりにこの日はスティックパンを食べました。唇で小さくかじりとりやすくて食べやすかったです。おにぎりも食べやすかったですよ。
施術後 3日目 〜頭痛〜
頭痛がきました。朝起きると、右上の後頭部に刺すような痛みが度々出るようになりました。
1分とか30秒に一回くらいのペースで大きな針を思い切りぶつけられるような感じです。(怖)それがずっと継続。ズキッと痛む度に衝撃でフラッとよろけてしまう状況だったので困りました。
お昼に鎮痛剤(痛み止め)を飲んでも全く効かず。
片頭痛持ちのため過去にもたまにこのタイプの頭痛を経験しているんですが、数ある頭痛の中でもかなりレベルの高い痛みですごく辛かったです。
そこで藁をもすがる思いで片頭痛専用の薬を飲んでみたところ、少しだけ「ズキッ」の回数が減りました。
・・・しかし夕方また回数が復活してこの日は我慢して就寝。
施術後 4日目
朝、前日より痛みが強くなってました。鎮痛剤を飲んだところ、今度は効いたのか少しだけ和らいだんです。でも夕方から痛む頻度が多くなり、強さも増して動けないほどに。。
鎮痛剤を飲んでも効かず、片頭痛の薬で多少良くなったんですが、さすがにこの日には「何か別の大変な病気ではないか・・・」と少し不安になってきました。それぐらいこんなにひどい頭痛が続いたのは初めてだったんです。(;_;)
施術後 5日目〜9日目
まだ頭痛は続き、毎日午前中に鎮痛剤1錠、夕方から寝るまでに1錠を飲まないといられませんでした。ちょっと飲みすぎな量ですよね。(でも片頭痛の薬は不要になってました)
薬に頼った理由は、子どもの送り迎えやスーパーへの買い出しで車を運転する時に危険を感じたからです。痛みが走ると一瞬めまいを起こしたようになってしまうので事故になりそうで不安でした。
※自己判断で鎮痛剤を継続服用するのは絶対にやめてくださいね。必ず主治医や薬剤師さんに確認しましょう。
私は薬剤師さんに相談して服用したよ
施術後 10日目
ずっと続く気がして絶望しかけていたこの頃。。やっと鎮痛剤を飲まなくてもいられるくらいの痛み度合い&頻度になりました。そしてこの翌日以降、スーッと痛みが消えていきました!
「頭痛のない暮らしってこんなに快適だったのね!」って感動したのを覚えてます。健康って本当に大切ですよね。
ちなみに後日、片頭痛でお世話になっている脳神経外科の先生に伝えると、「片頭痛の薬は片頭痛にしか効かないですよ。」と言われました。
つまり、歯への負荷がトリガーになって片頭痛が発生したものと思われます。片頭痛もちの人、要注意!ですね。
2回目の施術
頭痛とは関係ないですが、痛いつながりで矯正歯科2回目の話。
前回挟んだ輪ゴムを外して、何やら6番の歯に力強く器具を取りつけました。(バンド)
が、これがめちゃくちゃ痛かったんです。特に説明もなく、グーっとめちゃくちゃ強い力で歯を下に押すので、「アゴが顔からボコッと外れるんじゃないか」と本気で思いました。
先生は本装着するまで何度もつけたりはずしたりするんですが、それがものすごい力で。。でも口に先生の手がいっぱいで喋れないし。。先生は無言だし。。
手を挙げて知らせようか迷いながらも、「もう終わるだろうし・・」とビビりの私はずっと我慢。
頭痛も痛かったけど
この取りつけも
けっこう痛かったよ〜
このことで「どんな先生かって重要だったな…」ってすごく思い知らされたんですよね。事前の説明がなかったり意見をしにくい雰囲気だったりするのは困る。。
矯正歯科は 先生の雰囲気や方針が患者目線かどうかも事前にチェックしてから決める!
歯列矯正で頭痛が出る原因5つ
「歯列矯正は頭痛がつきもの」と聞きますが、ここで頭痛が出ると言われている原因を5つ紹介します。知っていると心構えができるので、いざ頭痛になっても冷静に対処できます。
- 矯正器具を初めてつけるとき
- 矯正器具を調整したとき
- エラスティックゴム(顎関ゴム)をつけるとき
- 矯正中 食いしばりをしたとき
- 矯正中 硬いものを食べたとき
こうやってみると、歯に何らかの力や刺激があったときに頭痛になりやすいことが分かりますよね。
普段の頭痛になりやすい体質や、痛みを感じやすい特性も関係していそうだと個人的には考えます。
なので私はHSPで痛みを感じやすい体質で片頭痛もちでもあるため、普通よりは頭痛になりやすいといえそうです。
じゃあこういう体質の人は耐えるしかないの?
大丈夫!前もって対策できることもあります。
それは 食いしばりと硬い食べ物を避けること です。
これだけでも頭痛のリスクは減らせますよ♪ 私も意識して気をつけてました。
頭痛が出たときの対処法
次に、万が一頭痛が出たときのための対処法を見ていきます。
具体的に歯列矯正中に頭痛が出た場合には、下のような対処法があります。
- 氷や冷却パックを使う:氷や冷却パックをタオルで包んで頭の痛みがあるところに数分間あてる。
- 食事や飲み物の調整:硬い食べ物や噛みごたえのある食べ物を控えたり、冷たい飲み物や熱い飲み物を避ける。
- 頭部マッサージ:頭痛が軽いときには、頭の後ろや首の筋肉を指で揉んだり軽く叩いたりする。
- 矯正装置の調整:頭痛が治まらないときには、主治医に相談し装置の調整をしてもらう。
- 鎮痛剤の使用:頭痛が強いときには、主治医の指示に従って痛み止めに頼る。
※何か問題があった場合はすぐに歯科医師に相談してくださいね。
痛みはどれくらい続くの?
一週間くらい、長くても二週間ほどで落ち着くことが多いです。
ただこれも本当に個人差が大きいです。まったく頭痛の出ない人もいれば 強さの度合いもさまざまで、長引いてしまう人、出てもすぐ治る人など、実際やってみるまで分かりません。
ほぼ「運」 w
ただ、頭痛が出てもいつかはなくなるので安心してください。もしあまりにも長く続くとか痛みが増してしまうようなら遠慮なく主治医の先生に相談してみてくださいね。
さいごに
いかがでしたか?歯列矯正で頭痛が出た話でした。「すごく痛いよ〜!」と書いてますが、なくなってみればもうどんな痛さだったかは忘れてます。
私の場合、片頭痛もちのHSPなので本当の因果関係はわかりませんが、そのせいでここまでの強い頭痛になったのかもしれません。
最後まで読んでくださりありがとうございました!